環境相 石炭火力発電所建設見直し促す意見書
산업과학 Construction,Science/News for Foreigner2017. 3. 10. 14:16
環境相 石炭火力発電所建設見直し促す意見書
3月10日 12時03分
中国電力と、大手鉄鋼メーカーが千葉市で建設を計画している石炭火力発電所について、山本環境大臣は温室効果ガスの削減目標の達成に支障を及ぼしかねないとして、建設計画の見直しを含めた対策を促す意見書を10日、計画の認可を判断する経済産業省に提出しました。
この石炭火力発電所は、中国電力と大手鉄鋼メーカーのJFEスチールが、千葉市中央区にある製鉄所構内に建設を計画しているもので、出力は、およそ100万キロワットで、7年後の運転開始を目指しています。
この計画について、山本環境大臣は2030年に温室効果ガスの排出を26%削減する政府の目標に支障を及ぼしかねないことから、建設計画の見直しを含めた対策を促す意見書を10日、計画の認可を判断する経済産業省に提出しました。
山本大臣は10日の閣議のあとの記者会見で、「世界では石炭火力を抑制していく流れがある。事業リスクが極めて高いことを改めて認識し、再検討をすることを含めあらゆる選択肢を勘案することが重要だ」と述べました。
石炭火力発電所は去年4月の電力自由化を受けて、コストが安く競争力がある電源として、全国で建設計画が相次ぐ一方、温室効果ガスの排出量が多く、温暖化対策への悪影響が懸念されていて、今回の意見書は、建設計画の認可をめぐる経済産業省の判断や事業者の経営判断などに影響を与える可能性があります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170310/k10010905581000.html
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