日本原電、東海第2の延長申請 原子力規制委に


日本原電、東海第2の延長申請 原子力規制委に 


環境エネ・素材

2017/11/24

日本原子力発電(原電)は24日、運転からほぼ39年が経過した東海第2原子力発電所(茨城県東海村、停止中)の運転延長を原子力規制委員会に申請した。延長の申請は全国で4基目で、東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」と呼ばれる原発では初めてとなる。


茨城県東海村の東海第2原発



 原発の運転期間は原則40年と決められている。許可を受ければ1回に限り20年延長できる。40年を迎える1年前までに申請する必要があり、1978年に運転を始めた東海第2原発は28日が申請期限だ。原電は申請に必要な特別点検のデータなどを準備していた。


 原電は電力大手9社とJパワーが共同出資して1957年に設立した。4基の原発を持つが、2基は廃炉が決まっている。原電はもう1基の敦賀2号機の再稼働をめざしているが、原子炉建屋の直下に走る断層が活断層との指摘があり、再稼働が見通せない状況だ。


 これまでに延長申請した原発は関西電力の高浜1、2号機と美浜3号機(いずれも福井県)。すべて「加圧水型」と呼ばれる原子炉で、規制委が認可済みだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23849740U7A121C1MM0000

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