正恩氏秘密演説に見る北朝鮮の窮状 電力逼迫、節約闘争も


正恩氏秘密演説に見る北朝鮮の窮状 電力逼迫、節約闘争も


急ピッチで核・ミサイル開発を進める北朝鮮だが、国内は電力逼迫(ひっぱく)にあえいでいるようだ。「対米決戦」どころでないのかもしれない。その状況を金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長がいかに深刻にとらえているか? 幹部向けの秘密演説文を入手した。【鈴木琢磨】


2011年8月、煕川発電所建設現場を金正日総書記と視察する正恩氏。

電力問題解決は父の悲願でもあった=写真集「輝く嚮導の70年」から


 <電力問題は経済強国建設で真っ先に解決しなければならない最も重要かつ切迫した問題です>。そう単刀直入に語りだす正恩氏の演説は、朝鮮労働党出版社が刊行した冊子に19ページにわたって記されていた。タイトルは「電力問題を解決し、経済強国建設の突撃路を開こう」。演説は今年5月3日、党と国家経済機関の責任幹部に対して行ったとある。冊子は5月25日に発行されたが、党機関紙の労働新聞などのメディアは一切、報じておらず、内部学習用に作成されたものとみられる。


 米航空宇宙局(NASA)が公開した1枚の衛星写真に驚いたことがあった。夜の朝鮮半島、韓国が明るいの…

https://mainichi.jp/articles/20171101/dde/012/030/003000c

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