“お米なし”のお寿司、くら寿司から登場。 シャリを残す人が増えてきた?


“お米なし”のお寿司、くら寿司から登場。 シャリを残す人が増えてきた?

糖質オフのお寿司がついに誕生した🍣

2017年08月30日本

生田綾


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株式会社くらコーポレーション提供


回転ずしチェーン『無添くら寿司』のメニューに、シャリ(酢飯)の代わりに「大根の酢漬け」を使用したお寿司が加わる。糖質制限への意識の高まりを受けて生まれた新商品で、「野菜の日」にあわせて8月31日(木)から全国396店舗で販売される。


今回シャリの代わりに使う大根は砂糖や塩、ゆず胡椒などを加えた合わせ酢で味付けしており、ネタにもよるが、最大で糖質を88%カットしている。


お寿司はえび(糖質88%オフ)、ビントロ(糖質81%オフ)、まぐろ手巻き(糖質62%オフ)、えびマヨ手巻き(糖質66%オフ)の4種類。値段は税込で各108円。


さらに、「シャリが大きい」といった顧客の声に応え、シャリを半分の分量で提供する「シャリプチ」も販売する。シャリプチはとろサーモン、びんちょう赤身の2種類のみ。サイドメニューのラーメンでも、"麺抜き"の糖質オフシリーズを展開するという。




シャリを残す人が増えた?

お寿司のシャリをめぐっては、2016年9月ごろ、「糖質制限ダイエットのためにシャリを残す」ことの是非についてネット上で議論が起きた。SNSにシャリを残してお寿司を食べる人の写真などが投稿され、マナー違反と問題視する声が相次いだ。


くら寿司を運営するくらコーポレーションは、2015年から糖質制限意識の高まりに注目しており、新商品開発を進めてきた。広報担当者はハフポスト日本版に対し、「シャリを残す人が増えていることは認識していた」と語った。今回のシリーズはネタの種類が限られているが、顧客の反応をみた上で、他のネタの「糖質オフシリーズ」への展開を検討するという。


GETTY IMAGES/ISTOCKPHOTO

回転寿司店のイメージ画像


健康志向を高める消費者のニーズに応えて生まれた、お寿司の常識を覆すような"お米がない"お寿司。食品ロスの削減にも繋がるかもしれない。


でも、やっぱり、一消費者としては、「美味しいの?」という点が一番気になるところだろうか。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/30/kura-zushi_a_23190140

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