正恩氏、「米に圧力を」指示

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正恩氏、「米に圧力を」指示


source iRONNA


2017年7月19日

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長が今月、ドイツで主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれた期間中、在外公館に緊急の指令文を送り、米国に心理的圧力を加えて対話に持ち込むよう指示したと、北朝鮮関係筋が明らかにした。南北対話を推進する韓国の文在寅(ムンジェイン)政権と米国の政策の違いを突く姿勢が目立つ。


 指令文は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)とする「火星(ファソン)14」を4日に試射したことを受けて出され、「米国と談判せよ」と指示。同時に米国に心理的な圧力を加え続け、北朝鮮の核放棄が不可能だと判断させるよう求めた。そのうえで米朝の平和協定の締結を実現するよう指示した。また、正恩氏は指令のなかで「文在寅政権が続く間が我々にとって絶好の機会だ。好戦勢力が騒ぎ出す前に統一の課業を必ず実現すべきだ」と訴えた。


 9日付の労働新聞(電子版)は、文大統領の訪米について「朝鮮半島の平和と統一、北南関係改善を願う同胞への挑戦、親米屈従の妄動だ」と牽制(けんせい)し、対話路線の文政権と米国を離間させたい考えがうかがえる。北朝鮮外務省報道官は14日、「火星14」の試射をめぐり「国連安全保障理事会が制裁決議を行えば、我々はそれに伴う後続措置を取る」と語り、新たな弾道ミサイルの試射や核実験の可能性を示唆した。(ソウル=牧野愛博)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13043009.html?_requesturl=articles/DA3S13043009.html

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