無人の自動運転車、初実験 沖縄でカート遠隔操作

無人の自動運転車、初実験　沖縄でカート遠隔操作 

2017/6/26 

  ドライバーが乗らずに自動運転車を遠隔操作だけで走らせる実証実験が26日、沖縄県北谷町で始まった。遠隔操作の性能を検証して自動運転の早期導入につなげることを目的とし、経済産業省などが主導。実施主体の産業技術総合研究所によると、こうした実験は全国で初めて。

source 四国新聞社

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　今回対象の小型電動カートに加え、ほかの地域では小型バスでも短い距離で走行実験をする予定で、将来的に高齢者らの利便性向上につながると期待されている。

　安全面などをクリアして導入されれば、公共交通機関の最寄り駅から住宅までといった近距離の交通手段を担う可能性があり、ドライバー不足といった課題の解消にもつながりそうだ。

　今回の実験では、多くの観光客が訪れるホテルや施設周辺の道路を走行。技術面の要求水準を満たしているか確かめた上で、より実際の運行に近い形でも再び実験し、安全確保や利用者の待ち時間をどれくらい短縮できるかなどを探るという。

　実験は産業技術総合研究所とヤマハ発動機、日立製作所などが共同で担う。北谷町は複数の候補地の中から公募で選ばれた。産総研の加藤晋・研究グループ長は「過疎地や観光地で活用が期待できる。実験で安全性を追求したい」としている。〔共同〕

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H02_W7A620C1CR0000

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