近鉄が可動式ホーム柵 18年度、大阪阿部野橋駅に: VIDEO


近鉄が可動式ホーム柵 18年度、大阪阿部野橋駅に

近鉄が大阪阿部野橋駅につくる可動式ホーム柵のイメージ。開口部の広いワイヤロープが上下するタイプを想定

している=近鉄提供


広島敦史2016年12月16日

近畿日本鉄道は15日、大阪阿部野橋駅(大阪市阿倍野区)に転落を防ぐ可動式ホーム柵を設置すると発表した。2018年度中の運用をめざしており、設置されれば関西の大手私鉄5社では最も早い導入となる。


 南大阪線が発着する同駅は1日約16万2千人が利用し、近鉄で最も多い。ホーム柵は準急や急行を待つ客で混雑する3、4番ホームに設ける。車両によって扉の位置が異なるため、開口部の広いワイヤロープが上下するタイプのホーム柵を採用し、17年度中に1両分を試験的に導入。順次拡大を検討するという。




 近鉄では10月、大阪線河内国分(かわちこくぶ)駅で視覚障害者の死亡事故が発生。全国的にも事故が相次ぎ、安全対策が求められていた。ほかの大手私鉄は、阪急が十三(じゅうそう)駅(大阪市淀川区)に、阪神が梅田駅(同市北区)にホーム柵をつくることを明らかにしている。(広島敦史)

http://www.asahi.com/articles/ASJDH5JSXJDHPTIL01Q.html

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