VIDEO; もう一度行きたい 標高1475mの山肌にある露天風呂 해발 1,475m 하쿠바 가쿠 연꽃 온천 산장
もう一度行きたい 標高1475mの山肌にある露天風呂
2018年5月21日
これまで訪ねた温泉の数は、約200カ所。「温泉との出合いは一期一会ならぬ“一期一湯”」と話す“温泉番長”原田龍二さんにとって、特に印象深かった温泉をご紹介します。
今回は、とある理由から原田さんが「もう一度行きたい!」と熱望している、新潟県側からの北アルプス登山の発着点になっている山小屋・白馬岳蓮華(れんげ)温泉ロッジの「仙気(せんき)の湯」。
小道具で“温泉番長”感が増す!? 俳優の原田龍二さん(撮影=岡村智明)
해발 1,475m 하쿠바 가쿠 연꽃 온천 산장
新潟県の白馬岳蓮華(れんげ)温泉ロッジ「仙気の湯」で、霧に包まれながら入浴中の原田さん(写真=BS-TBS「日本の旬を行く!路線バスの旅」)
「仙気の湯」は標高1475mの山肌にある、湯船だけのシンプルな露天風呂です。写真を見ての通り、温泉の周りには「仙気の湯」と記された棒しかありません。脱衣所なんてないですから、入りたい人はその場で服を脱ぐことになります。唯一身を隠せるとしたらこの棒の裏ですけど、まぁ、隠しきれないですからね(笑)。隠さなくても平気な方や、大自然の中で開放的な気分に浸りたい方にオススメの温泉です。湯あみしながら360度の大パノラマで北アルプスを見渡すことができるなんて、ものすごく贅沢(ぜいたく)ですよね。
温泉を管理している白馬岳蓮華温泉ロッジは白馬岳や朝日岳登山をする方に人気で、利用者のほとんどが登山客。山好きの人たちが汗を流し、山歩きで疲れた足をいやす温泉なんです。
新潟県の白馬岳蓮華(れんげ)温泉ロッジ「仙気の湯」で、霧に包まれながら入浴中の原田さん
(写真=BS-TBS「日本の旬を行く!路線バスの旅」)
ゴールデンウィークもさぞにぎわったことと思いますが、僕が訪れたのは2016年の夏。湯船からは、壮大な山々の緑が目にまぶしく感じられて……とお話しできたら良かったんですけど、残念ながら僕が行った日は直前に雨が降ったせいであたりは見渡す限りの霧。ね? この写真、背景が真っ白でしょう? もうね、湯船以外なんにも見えませんでした(笑)。
とはいえ、どんな天候でもその天候なりの良さがあるもので、霧に視界をふさがれたことでかえってお湯に集中できた気がするんですよ。疲れた体に心地よく染みる、とてもいいお湯でした。
旅の道中はなるべく晴天がいいという人の方が多いんでしょうけど、僕は雨が降ったら降ったでそれも“恵みの雨”と感じるタイプ。今回のように、雨が降ったからこそ見られる光景もありますからね。どんな天気だったとしても心の持ちようで、何かしら楽しみ方は見つけられるものだと思っています。
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http://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2018051184321.html?ref=and_mail_t_180530
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